【インタビュー】佐伯伊織×真野美月 声優アーティストスクール「P’s Voice Artist School」第10期生募集!卒業生の声優が語るスクールの魅力!!

2024/2/9

株式会社ポニーキャニオンが運営する声優アーティストスクール「P’s Voice Artist School」(以下、PVAS)にて、2024年4月から入所となる第10期生を募集中!声優や声優アーティストを目指すために、スクールへ入ろうか進路を悩んでいる方たちに向けたスクール紹介記事をお届けします!!

 

今回は、同スクールの卒業生でプロの声優として活躍し、『ウマ娘 プリティーダービー』で共演を果たした佐伯伊織と真野美月による対談を行いました。スクール生時代を振り返ってもらい、役立った在籍中の経験談、声優を志すための心構えなど声優を目指す方は必見の内容です!

 

——まずは、おふたりが声優になりたいと思ったきっかけからお聞きしたいのですが。

佐伯 私は子供のころからアニメやゲームなどのコンテンツが好きで、あと俳優にも憧れていたんです。それであるとき声優という職業を知って、声や演技でキャラクターに命を吹き込むってすごいなと思うなかで、“自分も声優になりたい!”って漠然と思いました。

真野 私は子供のころに魔法少女になりたいと本気で思っていたんです。手から念を送れないかとか、布団たたきに力を込めて念じてみたり(笑)。もちろんなれなかったけど、ふと“声優になればある意味、魔法少女になれる!”と思ったのがきっかけです。

 

佐伯伊織

——きっかけは違えど、おふたりの熱量は伝わってきました。では、PVASに入所したきっかけも教えてください。

佐伯 一番のポイントは、スクール生から外部のオーディションを受けられることです。当時、他の養成所では聞いたことがなかったので、PVASでしか得られないチャンスがあるなと思って入所しました。

真野 私は、PVASに通っていた友だちから、「レッスンを受けながらも現場に出るチャンスが多くて、いろいろな経験が積めるよ」と話しを聞いて。そんな環境があるなら通うしかない!と入ることにしました。

——実際、在籍中に印象に残っていることは?

佐伯 スクール生時代に、『ウマ娘 プリティーダービー』のオーディションも受けさせてもらえたことですね。そこで合格できたから、今キングヘイロー役を演じさせてもらっています。

——本当にチャンスを掴めたんですね!

佐伯 そうなんです!ポニーキャニオンは、PVAS以外にも声優事務所・スワロウを運営しているので、そこに来たオーディションにもチャレンジできるのが本当に大きくて。ただ、スクール生全員が受けられるわけではないので、前段となるオーディションを勝ち取るために、自身の努力が重要です。

——確かに、役を勝ち取るためにスクールで実力をつけないとですよね。真野さんはいかがですか?

真野 私はレッスンが印象深いです。講師は現役の声優や音響監督の方なので、それぞれの視点からアドバイスをしていただけるのは、プロの現場に近づけるレッスンだなと今改めて思います。

 

真野美月

——プロの方から1年間きっちり指導してもらえるわけですもんね。

真野 レッスンを真摯に取り組んで、アドバイスをきちんと受け入れていくことで、自分でも成長を感じられました。あと、佐伯さんが話していたオーディションはもちろん、ライブやイベントの影ナレのお仕事で現場に行かせていただくことも多かったです。めちゃくちゃ緊張して、噛んでしまったこともありますけど。

——仕事として現場に立てること自体が貴重な経験ですよね。

真野 そういえばこの間、初めて影ナレをさせていただいた会場に、声優としてステージに立つ機会があったんです!

佐伯 えー、すごいエモいね!

真野 そうなんです、エモすぎて感動しました。

——エモいと言えば、過去にスワロウ主催の朗読劇にスクール生代表として真野さんが参加して、佐伯さんと共演したことがあるんですよね?

佐伯 そう!懐かしいな。当時から演技が上手かったのでよく覚えています。

真野 本当ですか!?今日はいい夢を見られそうです(笑)。

佐伯 いい刺激を受けましたし、この子とはいつかプロとして現場で会えそうだなって予感はしていました。

真野 えー、嬉しい!面と向かって言われると照れちゃいますね。朗読劇の稽古の入りが一緒だったときに話しかけてもらったんです。“優しい先輩”と思ったのが第一印象です。

佐伯 スクール生でも舞台を一緒に作る仲間だと思って接していました。

——実際、本番ではどうだったんですか?

真野 人前で演技をするのは初めてだったので必死でしたけど、楽しかったです。スワロウの先輩方の演技や表現を間近で感じることができて、自分の成長にもつながりました。

——そして、真野さんもスクールを卒業してプロの声優となり、『ウマ娘 プリティーダービー』でサクラローレル役に抜擢され、再び共演しているんですよね。

佐伯 予感はしていたけど“まさか!”と思って、現場で会ったときは感動しました。私の直感は間違っていなかった(笑)。

真野 私も声優として会えたときに感動しましたし、今もいろいろと勉強させてもらっていますけど、一緒に食事に行ける仲になれたことも嬉しいです。

佐伯 今ではもう戦友ですからね!

真野 共演した初めてのライブは大きな会場だったので、本番中も緊張していたんです。だけど、佐伯さんが助けてくれて……本当に偉大な先輩です。

 

——共演したことも踏まえて、お互いに声優として魅力的だなと思うところは?

真野 声の演技はもちろん、ダンスの表現や見せ方がすごく綺麗で、レッスン中に鏡ごしにずっと見とれていました。こっそり勉強させてもらっています。

佐伯 そうなの?なんだか照れちゃうな(笑)。真野さんは、天真爛漫さと素直さがすごく魅力的だなと思います。私は何かを演じることって独りよがりではダメだと思っていて。真野さんは自分の考えも持ちながら、人からのアドバイスも素直に吸収して、力に変えていけるというか。だから、これからの成長がすごく楽しみなんです。

真野 そんなふうに言ってもらえるなんて!もっと頑張ります(笑)。

——では、声優を目指し、PVASに入ろうと思っている方たちにアドバイスをお願いします!

真野 先ほどお話したみたいに、スクール生のころに憧れていた佐伯さんと一緒に仕事をすることができたり、いろいろな夢のある仕事だと思うんです。私もまだまだ未熟ですけど、これからスクールに入った方たちといつか現場で会えたらいいですね!

佐伯 本当に夢があるよね!ただ、声優になるためにはやっぱり努力することが必要で。10代から20代は特に成長できる大事な時期だと思うので、入るからには生半可な気持ちではなく、真剣に取り組んでほしいです。みなさんのなかから、私たちを超えるくらいの声優が出てくることを楽しみにしています!

 

【「P’s Voice Artist School」第10期生 二次募集情報】

募集締切:2024年3月18日(月)

会場審査:2024年3月21日(木)、3月22日(金)

審査結果:2024年3月25日(月)通知

 

詳細は「P’s Voice Artist School」公式サイトをご覧ください。

https://pvaschool.ponycanyon.co.jp/

 

【「P’s Voice Artist School」について】

プロの声優アーティストとして活躍する人材の育成を目的として、多数のアニメやアーティストをプロデュースするポニーキャニオンならではの独自カリキュラムと多彩な講師陣で楽しみ学ぶことをサポートします。卒業オーディションでは声優事務所スワロウをはじめ、多数の事務所、業界関係者が審査に参加。所属のチャンスもあります。また在学中にアニメオーディションを受けることも、このスクールだからこそ可能です。

 

【プロフィール】

佐伯伊織

7月22日生まれ。神奈川県出身。2018年から『ウマ娘 プリティーダービー』にてキングヘイロー役を演じる。2024年1月から放送中のアニメ『ぽんのみち』にて河東ぱい役で出演している。

オフィシャルX(旧Twitter):https://twitter.com/iori_saeki

 

真野美月

1月11日生まれ。大分県出身。2022年から『ウマ娘 プリティーダービー』にてサクラローレル役を演じる。2024年3月23日に大阪城ホールにて開催される「ウマ娘 プリティーダービー 5th EVENT ARENA TOUR GO BEYOND – NEW GATE -」に出演。

オフィシャルX(旧Twitter):https://twitter.com/Mano_Miduki_

PONY CANYON公式ツイッターでは
"P’s Voice Artist School"や"佐伯伊織"や"声優"や"真野美月" の新着記事をお知らせしています!

フォローする

RELATED NEWS関連ニュース