韓国トップ俳優チ・チャンウク、11月15日いよいよ日本CDデビュー！ラジオDJ古家正亨氏による『これを読めばチ・チャンウクがわかる』紹介コラム公開！

2023/11/10

MUSIC

韓国を代表するトップ俳優チ・チャンウクの日本CDデビューがいよいよ11月15日に迫る。

デビューシングル「あなたがいてくれた」の発売に先駆けて、ラジオDJやテレビVJ、そして司会も務める古家正亨氏による『これを読めばチ・チャンウクがわかる』紹介コラム記事がチ・チャンウクポニーキャニオン特設サイトに公開された。

古家氏がチ・チャンウクの魅力について語る記事となっているので、是非この記事を読んでチ・チャンウクのCDデビューに備えて欲しい。

■チ・チャンウクポニーキャニオン特設サイト：https://jichangwook.ponycanyon.co.jp/

＜下記【チ・チャンウクポニーキャニオン特設サイト】から転載＞

　「あの、チ・チャンウクさんが日本で歌手デビューするそうです」

　関係者から初めてこの話を聞いたときは、決して驚きはしなかった。もともとそのキャリアのスタートはミュージカルであったし、出演ドラマのOST（オリジナル・サウンドトラック）にも数多く参加。その歌の実力にも定評があり、2008年の（俳優としての）本格デビューから数えると15年目にしての歌手デビューは、むしろ遅すぎたとも言えるだろう。

　しかし、そのデビューが“日本で”ともなれば、その特別感はグッと増す。

　今から20年前、ドラマ『冬のソナタ』が日本で放送されて以降始まった、日本における韓流ブームにおいて、韓国の音楽に関して言えば、今のアイドル人気を中心としたK-POPの隆盛とは対照的に、その人気はドラマOSTに集中し、それを受けて、ドラマに出演した俳優たちの歌手デビューが相次いだ。中でも、リュ・シウォン、パク・ヨンハの両氏の日本での歌手としての成功は、日本における韓国歌手たちの活動の礎を築いたといって良い。

だが、2010年以降の、KARA、少女時代の上陸を経て本格的に始まったK-POPの大衆化によって、K-POPアイドルに人気と注目が集中し、ソロの歌手はもとより、俳優たちの歌手活動および人気は、OSTを中心としたごく限られたフィールドへとシフトせざるを得ない状況になってしまった。

そういった環境下で、俳優であるチ・チャンウク氏が、ソロの歌手として、オリジナル曲で日本の音楽市場で勝負するというのは、今のご時世では極めて珍しく、それだけ氏の才能と可能性があるからこそ辿り着いた、日本での歌手デビューといって良いだろう。

　そもそもチ・チャンウク氏がそのキャリアを本格的にスタートさせたのは、韓国のオフ・ブロードウェイと呼ばれるソウルの大学路（テハンノ）。ここには大小合わせて150を超える劇場があると言われ、連日数多くの舞台やミュージカルが上演されているが、ここでミュージカル『火と氷』の舞台に立ったことで始まった。

　その後2009年に最終回では48.6%を獲得するヒット作となったドラマ『ソル薬局の息子たち』で主人公であるソル薬局一家の四男、浪人生のミプンを演じ、その演技が絶賛されると、2010年に瞬間最高視聴率51.4%を記録したドラマ『笑ってトンへ』に出演。精神年齢が9歳で止まっている母・アンナを優しく見守るトンへという難しいキャラクターを、半年間に渡って演じ切ったその力量は、国民的スターと称されるきっかけになったことは言うまでもない。

　そして2011年には、初の時代劇ドラマ『ペク・ドンス』に出演し“視聴率王子”という称号を得る活躍を見せる中、日本では同年に放送されたドラマ『僕らのイケメン青果店』で注目されることに。ラブコメ的なタイトルとは裏腹に、韓国の青年実業家の実話をベースにした骨太な青春ストーリーが描かれたこのドラマで、氏は純情で情熱的なイケメン、テヤンを熱演。この作品でチ・チャンウク沼に堕ちた人も少なくない。

　この後も『蒼のピアニスト』（2012年）や『奇皇后〜ふたつの愛涙の誓い〜』（2013年）といったヒット作に出演するが、筆者が初めて氏と直接会ったのが、この2013年というタイミングだった。この年は1月からミュージカル『あの日々』の稽古がスタートし、夏には『兄弟は勇敢だった?!』、そして秋には『ジャック・ザ・リッパー』とミュージカル出演も続く中、初来日イベントを開催。その多忙な中でのインタビューにも関わらず、終始笑顔を絶やさない、その端正な顔立ちの氏の魅力に、筆者はもちろん、周囲のスタッフ達もすぐに虜にさせられたほどの好青年だった。

　そして『ヒーラー〜最高の恋人〜』（2014年）を機に、中国でも大ブレイク。その歌の実力にも注目が集まり、歌手として中国でアルバムをリリース。現地ではコンサートも開催する人気となった。2017年には、日本でも高い人気を誇ったドラマ『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』が放送され、視聴率、そして、韓国では定番となっている俳優ブランドランキングでも高い人気を誇り、大成功を収めたが、この年、氏は、韓国で絶大な人気を誇る、新海誠監督作品の映画『君の名は。』の韓国語吹き替え版で主人公のタキ役で声優に初挑戦し、高い評価を得たことも記しておきたい。

　以後、入隊を経て除隊後出演したドラマ『コンビニのセッピョル』（2020年）で、人としての優しさ、そして正しさを持った、お人好しなコンビニ店長のデヒョンに扮し、等身大の魅力を表現したとして絶賛され、作品も韓国本国だけでなく、アジア中を巻き込むヒットとなり、近作『最悪の悪』（ディズニープラスで独占配信中）では、同業の妻をこよなく愛する警察官でありながら潜入捜査を命じられ、悪の道に染まっていくカン・ジュンモという難しい役柄を、見事なアクションと激しい殺戮シーンを交えて演じ切り、好青年役から一皮剝けた、新しい“俳優チ・チャンウク”の魅力を開花させたと評判に。

　そんな、まさに氏の新たな一歩の歩みに合わせるかのように決まった日本歌手デビュー。2011年に『ペク・ドンス』OSTに「もう一度会えたら」で参加して以降、『ヒーラー』OSTの「守ってあげる」や『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』OSTの「君が好きな101の理由」など、良質なラブソングを中心に届けてくれたそのOSTの数々やミュージカル、さらには中国での歌手活動を経て、着実に歌い手としての実績も重ねてきた彼が、日本で11月15日にシングル「あなたがいてくれた」でデビューを果たすことに。J-POPらしい心地よいメロディと、爽やかなリズムに乗せられたチ・チャンウク氏の甘い歌声によって、ある種の「別れ」を歌った曲ではあるが、悲しさだけを訴えるのではなく、その人と出会ったことの大切さとその思いをこれからも生きる糧にしていこうとする、切なさが巧みに表現されており、氏の歌い手としての力を改めて実感させられる1曲に仕上がっている。一方、カップリングの「僕がいたこと」では、王道のバラードを切々と歌い上げる氏の声の魅力に惹き込まれるに違いない。

　俳優としても更なる勢いに乗るチ・チャンウク氏。この冬は、台詞を歌詞に置き換えて、素敵な恋のドラマを、歌い手として紡いでくれるだろう。

古家正亨

＜以上【チ・チャンウクポニーキャニオン特設サイト】より＞

■古家正亨（ふるや・まさゆき）氏オフィシャルサイト

→https://www.sunmusic-gp.co.jp/talent/furuya_masayuki/

■チ・チャンウクポニーキャニオン特設サイト

→https://jichangwook.ponycanyon.co.jp/

■チ・チャンウクプロフィール

チ・チャンウク（지창욱：池昌旭：Ji Chang Wook）

1987年7月5日生まれ、韓国安養市出身、血液型はAB型、身長182cm

檀国大学校公演映画学部卒業。2007年俳優デビュー。

9月27日（水）よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+（ディズニープラス）」のコンテンツブランド「スター」にて独占配信されるドラマ「最悪の悪」にも主演する。