“遊びをせんとやうまれけむ”…白洲次郎・正子の終の棲家、旧白洲邸 武相荘。同所を舞台に音楽フェス “BUAISO TEIEN LIVE” 開催決定!

2023/8/1

東京都町田市指定史跡、旧白洲邸武相荘。同所は実業家、白洲次郎とその妻で文筆家の白洲正子の終の棲家であり、2001年より一般公開されています。白洲夫妻のライフスタイルや美学を身近に感じられる場として、多摩エリアで最大の有料入場者数を誇っています。

 

2023年9月24日、日本の原風景である里山の自然と白洲夫妻のストーリーを体感できるヘリテージを舞台としたフェス“BUAISO TEIEN LIVE”が開催されます。過去には野外能が実施されていますが、音楽フェス仕立てのイヴェントは今回が初めて、となります。

 

今回のイヴェントは三味線奏者として世界的に注目される岩田桃楠(いわたももくす)とパーカッショニストである、さのみきひとのコラボレーションライヴとなります。2022年12月同所内イヴェントスペース「能ケ谷ラウンジ」で行われた岩田、さの両者の実演に深い感銘を受けた牧山圭男(旧白洲邸武相荘 館長)と同 桂子(白洲次郎・正子長女)の発案により企画がスタートしました。

 

岩田桃楠は1993年大阪府箕面市の出身で東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。両親が音楽家という環境で育ち、9歳で津軽三味線に出会い演奏活動を開始。都内を中心にヨーロッパ、アジア、中東、アメリカなど、国内外でパフォーマンスを行っている若手実力派。ソロプロジェクトとしては2019年ソロアルバム「Shamisen Tokyo」をリリース、同年、日米協会主催によるソロコンサートをアメリカミネソタ州にて開催。一般社団法人三味線表現協会の代表理事も務め、幅広い音楽性と自由な発想で現代の三味線の在り方を追及しています。

 

岩田桃楠

一方のさのみきひとは1996年兵庫県西宮市の出身で東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。アーティスト。パーカショニスト。打楽器やシンセサイザーを駆使した独創的な表現者として活躍しています。ライブサポートやレコーディングはもちろん、ソロアーティスト活動から一人芝居まで自身で“おもしろい”と感じることは果敢に挑戦する注目度No.1のマルチプレイヤー。また即興打楽器集団「LA SEÑAS」(ラセーニャス)のメンバーでもあります。

 

さのみきひと

今回の「BUAISO TEIEN LIVE」には岩田、さのに加え、尺八奏者の瀧北榮山(たききたえいざん)、キーボードにナカノサキをゲストとしてフィーチャーする予定。また当日は武相荘を一日貸し切り、母屋前庭に特設ステージを設けての実演を予定しています。

 

「遊びをせんとや生まれけむ」とは平安時代の「梁塵秘抄」(りょうじんひしょう)にある今様の一節。「BUAISO TEIEN LIVE」は正にそれを具現化しようとするものです。白洲夫妻の息吹が感じられる旧白洲邸武相荘でのスペシャルライヴにご期待下さい。

 

★本事業は観光庁による支援事業の一環である令和5年度「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」採択事業です。また株式会社ポニーキャニオンは2023年3月より旧白洲邸武相荘の運営に参画しております。

 

武相荘HP 

http://www.buaiso.com

 

岩田桃楠

https://www.facebook.com/shamisenhyogen
https://www.instagram.com/shamisen.tokyo/

 

さのみきひと

https://www.instagram.com/mikihitokun/

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