ポニーキャニオンが高校生の舞台をプロデュース!業界関係者も注目したCLARK NEXT Akihabaraの朗読劇とは?

2023/12/5

株式会社ポニーキャニオン(東京都港区、代表取締役社長:吉村隆)が、学校法人創志学園クラーク記念国際高等学校(本校:北海道深川市、 校長:吉田洋一)の秋葉原校にあたる CLARK NEXT Akihabara(東京都千代田区)の「声優アーティストコース」の選抜メンバーからなる「プロクラス」の生徒の朗読劇をプロデュースし、12月2日に発表された。

 

CLARK NEXT Akihabaraは、エンターテイメント系のコースのある高校で、ポニーキャニオンは2020年に包括連携を締結し、2022年度からは「声優アーティストコース」や「映像クリエイトコース」などのコース授業の学習カリキュラムのプロデュースも行っている。2023年度はさらに「声優アーティストコース」の中から学内オーディションによって選抜された「プロクラス」を発足させ、その成果発表として12月2日にポニーキャニオン本社ビルのイベントスペースでシェイクスピアの「夏の夜の夢」を朗読劇で披露した。

 

当日は午前11時と14時の2回公演がおこなわれたが、21社の業界関係者が「公開オーディション」としてこの公演を観劇し、審査を行った。

 

<ポイント>

・株式会社ポニーキャニオンは学校法人創志学園クラーク記念国際高等学校と2020年に包括連携を締結。

・2022年度からはポニーキャニオンがクラーク記念国際高等学校の秋葉原校にあたるCLARK NEXT Akihabaraの教育プロデュースを手掛けている。

・2023年度は声優「プロクラス」を発足。ポニーキャニオン内の声優マネジメント部門「スワロウ」所属の高橋良輔などが講師を担当。

・成果発表となる朗読劇が12月2日に行われ、21社の業界関係者が公開オーディションに参加した。

 

クラーク記念国際高等学校とポニーキャニオンは相互で連携し、かつ、公共の利益に資する連携事業展開が可能と考え、2020年8月に包括連携を締結。様々な取り組みを進めて行く中で、2022年度からクラーク記念国際高等学校の秋葉原校にあたる「CLARK NEXT Akihabara」の「声優アーティストコース」や「映像クリエイトコース」など、コース授業の学習カリキュラムのプロデュースをポニーキャニオンが担当している。2023年度はさらに「声優アーティストコース」の中から学内オーディションによって選抜された「プロクラス」を発足させ、その成果発表として12月2日にポニーキャニオン本社ビルのイベントスペースでシェイクスピアの「夏の夜の夢」を朗読劇で披露した。

 

当日は午前11時と14時の2回公演がおこなわれた。この公演は「公開オーディション」という側面も持っており、30社の業界各社にオーディションへの参加を呼び掛けたところ、21社の参加によるオーディションが行われた。現在は結果待ちの状態だが、来場した関係者の反応は上々だった。

この朗読劇の模様は、当日配信もされておりアーカイブ映像が、近日オフィシャルYouTubeチャンネルで一般公開予定。

 

URL:https://www.youtube.com/watch?v=7dDrGxca3-E

 

アニメ・音楽・映像が事業の3本柱で、中でもアニメが主力のポニーキャニオンと、エンターテイメント系のカリキュラムを学べるCLARK NEXT Akihabaraとの関係は深化を続けており、「声優アーティストコース」の「プロクラス」は新たな「プロの声優の登竜門」として定着することが期待されている。

 

◆クラーク記念国際高等学校 CLARK NEXT Akihabara キャンパス長 永井 琢磨氏からのコメント

同じ舞台をやった去年の3年生たちに「君たちから歴史を作っていくんだよ」という話をして、今年2年目が形になって、一つ一つ繋がって行っているのを感じました。私は今の自分たちが行っている教育に本当に自信を持っています。なので生徒のみなさんが一歩一歩やってくれていることを本当に嬉しく思っていますし、自信を持ってほしいと思っていますし、この教育が間違いなく生徒のみなさんの人生を作ると断言できます。まだまだこのような「好きなことを伸ばしていく」という教育に対して理解が得られないと感じることがあるのですが、今後力をつけていくのは間違いなくこのような教育ではないかと思っています。私は何年か後には、一番人気がないのが「普通科」というような学校が出てくるのではないかとすら思っています。今日の舞台をどう今後に生かしていくかを生徒のみなさんに期待したいと思います。

 

◆「声優アーティストコース」の「プロクラス」による朗読劇「夏の夜の夢」の演出をした高橋 良輔氏(声優・スワロウ所属)からのコメント

生徒たちが個性的で、明るくて、一生懸命で、一途で、本当に素晴らしい役者たちと一緒に一つの作品を作れたと、満たされた気持ちでいっぱいです。なかなか高校生では味わうことのできない、プロの現場のスタッフが集まっての作品作りというのは生徒たちにとって貴重な体験だったと思います。

 

役者というのは資格がない仕事です。私は「プロの役者」というのは人間性に特化した人のことだと思っています。相手の気持ち、自分の気持ち、理性や倫理。そして本性を理解し、その気持ちを解放することに長けた人たちのことです。頭で理解して台本を読解し、表現として解放する。セリフを読むとはそういうことです。プロクラスの生徒たちにはそういう授業をしてきました。そして生徒たちは純粋に、直向きに夢に向かって役と自分と向き合って来ました。様々な気持ちを考え、「夏の夜の夢」という団体競技と向き合ってきました。本番を終えた今、これだけ自分と他人の気持ちに向き合ったので、きっと彼らは以前の人間とは少し変わって成長していると思います。

 

◆クラーク記念国際高等学校について

「Boys,Be Ambitious!」で知られるクラーク博士の精神を教育理念に受け継ぐ唯一の教育機関として1992年に開校。北海道深川に本校を設置し、全国50を超えるキャンパスで1万人以上が学んでいる。通信制でありながら全日制と同様に毎日制服を着て通学して学ぶ「全日型教育」という新たな学びのスタイルを開発・導入。カリキュラムの柔軟性を生かし、生徒のニーズに合わせた様々な特徴ある授業を展開している。毎年、海外大学や国公立、有名私立大学などへの進学者も多数輩出している。

 

◆ CLARK NEXT Akihabaraについて

世界的な知名度・人気を誇る、ポップカルチャーの街であり、日本有数の電気街である“秋葉原=AKIBA”。MADE IN JAPANの新たな文化が数多く生まれる秋葉原で、『「好き」なことから「未来」を広げよう!』をモットーに、秋葉原の地ならではの専門分野に特化した教育に取り組んでいる。

 

◆講師・演出:高橋良輔 2004年にテレビドラマ『WATER BOYS2』でデビュー。 2005年に『超星艦隊セイザーX』の主演・安藤拓人 / ライオセイザー役を務めた。 映像作品以外にも、舞台や声優の活動、最近では舞台演出をするなど幅広く活動をする。 代表作は、アニメ『SSSS.GRIDMAN』サムライ・キャリバー役。 映画『仮面ライダーリバイス-リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ』市村景孝役など。

 

◆脚本:村田こけし メロトゲニの脚本、演出、主催を務める。 ファンタジーの世界を軸に、雑貨や服飾など舞台美術にこだわり、女子の心を掴んだかと思いきや、 突然なんともミニマムな会話で現実世界を想像させる、毒々しい人間の本性と希望を浮き彫りにしていく 作風を得意としている。舞台の脚本・演出に加え、作詩やドラマの構成など活動の幅を広げている。

 

◆劇中曲:スーパーアイ/トクトクベイビー 作詞作曲:西山宏幸

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