花澤香菜、HANAZAWA KANA Live 2023 “Not As Dramatic As…”オフィシャルライブレポート到着!

2023/6/5

2022年12月に初めてのオフィシャルファンクラブイベントを開催し、2023年の2月と3月には東京・大阪の2か所でビルボードライブのステージに立つなど、精力的にライブ活動を展開している花澤香菜。その最新ライブ「HANAZAWA KANA Live 2023 “Not As Dramatic As…”」が5月20日に埼玉県・ウェスタ川越大ホールにて行われた。前日の夜には川越に前乗りして観光を楽しんだようで、元気いっぱいに充電した花澤さんのパワーがあふれるライブとなっていた。

 

オープニングはこれまでになかった試みとして、アニメーション映像からスタート。TVドラマ「俺の美女化が止まらない!?」オープニングテーマとなっている新曲「Circle」のMVを手掛けたm7kenjiさんの手による、ピクセル化した花澤さんが声優デビューしてからの20年を振り返るような内容になっており、映像のなかで描かれたこれまでのさまざまな出来事に懐かしさを覚える人もいたのではないだろうか。そんな20周年という記念すべきタイミングで行われるライブの1曲目を飾ったのは、レーベル移籍後の第1弾シングルとして発表された「Moonlight Magic」。ライブの定番曲としてすっかりおなじみになりつつあるこの曲だが、この日は今までのライブとは大きく違う点がひとつあった。それはファンによる声出しでの応援が可能になったこと。レーベル移籍がちょうどコロナ禍の真っ最中だっただけに、新しい曲たちを声出しありのライブで歌うのは初めてのこととなる。間奏のセリフ部分を「もう私は好きなんだけど……川越のみんなは私とどうなりたいんだ!?」と言い換えて客席をあおると、「うぉー!!」という大きな声が帰ってくる。2曲目の「運命の扉」まで歌い終えたところで一息ついて、ファンからの歓声をしっかりと噛み締めるような表情をしている花澤さんの姿が印象的だった。

 

せっかくの声出し解禁ライブということで、コール&レスポンスができる曲が多めになっているという今回のセットリスト。「ブルーベリーナイト」の間奏では「Go!Go!Go!Go!」と声を上げたり、「駆け引きはポーカーフェイス」も「ポーカーフェイス」の部分を一緒に歌ったりして、会場のファンと一体になってライブを作り上げていた。照明とペンライトでホールが赤い光に包まれた「SHINOBI-NAI」、そして疾走感あふれる「ユメノキオク」と続けて歌って、序盤戦を一気に駆け抜けた。

 

7曲目の「ダエンケイ」からは、少ししっとりとした雰囲気に。アコースティックVer.として演奏された「あたらしいうた」や、海の中を連想させる演出と相まって神秘的な雰囲気を醸し出していた「眠るサカナ」など、花澤さんの心地いい歌声にそっと優しく包まれているような気分になってくる。そこから「星結ぶとき」「息吹 イン ザ ウィンド」と徐々にギアを上げてきて、衣装チェンジ後に披露した「Circle」で会場をよりいっそう盛り上げる。ここから始まる後半戦も、さらに楽しい時間になることは間違いない。

 

今回のライブで何よりうれしかったのは、初期からのライブ定番曲「Call Me Everyday」で客席とコール&レスポンスをする“もしもしタイム”が復活したこと。花澤の「もしもーし?」という呼びかけに対して、ファンが「もしもーし!」と全力で答える、この幸せな空間が帰ってきただけでも声出しが解禁になって本当によかったといえるだろう。後半戦はここから「Groovy Mystery Train」「無邪気なキミと真夏のメロディ」「Eeny, meeny, miny, moe」と、どんどん熱く盛り上がっていく。「マラソン」の途中で振り上げた拳と、それに続くコールには頼もしさすら感じられた。「恋する惑星」でピュアな歌声とペンライトのピンク色で会場を染め上げて、本編も残すところあと1曲。それはもちろん、このライブのタイトルの由来ともなっている、放送中のTVアニメ「久保さんは僕を許さない」のオープニングテーマ「ドラマチックじゃなくても」。「今、この瞬間、目の前にいる大切な人たちに向かって歌いますので、ぜひ受け止めてください」と言って、心を込めて歌い上げた。

 

アンコールの「雲に歌えば」では、片手でOKマークを作って胸の前で動かす振付けをファンと一緒に楽しむ。このとき、ライブTシャツ+ショートパンツという姿に着替えていた花澤は「暑いし、ハイテンションなライブだから、短パンを穿いてしまいました」と笑顔を見せる。花澤自身も、会場に集まったファンも、この日は誰もが心からライブを楽しんでいた。「心がほぐれた状態でライブができているのかなって、皆さんを見ながら想像していたんですけど、楽しんでいただけましたか? では、また会いましょうね」と挨拶をして歌ったラストナンバーは「星空☆ディスティネーション Bossa Ver.」。みんなで声と気持ちをひとつにして、約2時間半のライブのフィナーレを飾った。

 

■ライブセットリスト
1.Moonlight Magic
2.運命の扉
3.ブルーベリーナイト
4.駆け引きはポーカーフェイス
5. SHINOBI-NAI
6.ユメノキオク
7.ダエンケイ
8.あたらしいうた アコースティックVer.
9.眠るサカナ
10.星結ぶとき
11.息吹 イン ザ ウィンド
12.Circle
13.Call Me Everyday
14.Groovy Mystery Train
15.無邪気なキミと真夏のメロディ
16.Eeny, meeny, miny, moe
17.マラソン
18.恋する惑星
19.ドラマチックじゃなくても
EN1.雲に歌えば
EN2.星空☆ディスティネーション Bossa Ver.

 

https://hanazawa-kana.lnk.to/Live2023

 

◆楽曲情報
花澤香菜
タイトル:「灰色」
作詞:藤村鼓乃美・北川勝利 作曲・編曲:北川勝利

 

◆TVアニメ「ダークギャザリング」公式サイト
https://darkgathering.jp/

 

◆TVアニメ「ダークギャザリング」作品概要
<放送情報>
2023年7月よりTOKYO MX・関西テレビ・BS朝日ほかにて放送開始!

 

<スタッフ>
原作:近藤憲一(集英社『ジャンプSQ.』連載)
監督:博史池畠(『群れなせ!シートン学園』『キラッとプリ☆チャン』)
シリーズ構成:村越繁 
美術監督:長田泰治郎
撮影監督:安藤優穂 
3Dディレクター:上薗隆浩
色彩設計:歌川律子
音響監督:吉田光平
音楽:KOHTA YAMAMOTO 成田旬 瀬尾祐介(Starving Trancer / Xceon)
制作スタジオ OLM(『ポケモン』シリーズ、『ベイブレードバースト』シリーズ)

 

<キャスト>
寶月夜宵:篠原侑
幻燈河螢多朗:島﨑信長
寶月詠子:花澤香菜
神代愛依:川口莉奈

 

<イントロダクション>
霊媒体質の幻燈河螢多朗(げんとうが けいたろう)は、かつて霊障を受け、友人を巻き込んで以来引きこもりに。

社会復帰すべく家庭教師を始めたところに、不思議な瞳を持つ少女・寶月夜宵(ほうづき やよい)と出会う。

母親を悪霊に連れ去られた夜宵は、手がかりを求め心霊スポットを巡っていた。
強い霊媒体質の夜宵だが霊に避けられており、そのため螢多朗の引き寄せ体質を必要としていた。

一方、螢多朗は自分と大切な人の呪いを解くため、霊媒体質に対処できる力をつけることを決意し、二人は協力関係を結ぶことに。
最高にクレイジーな新感覚オカルトホラーがここに開幕!

 

■ファンクラブ情報■
花澤香菜 オフィシャルファンクラブ「Destination Club」
https://hanazawakana-fc.com/

 

■音楽配信サイト一覧■
https://hanazawa-kana.lnk.to/artist

 

■花澤香菜インフォメーション■
HP:http://hanazawa-kana.com/
Twitter:https://twitter.com/hanazawa_staff
Instagram:https://www.instagram.com/hanazawa_kana.official/
TikTok:https://www.tiktok.com/@hanazawa_kana.official
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