三重県桑名市が「鳥」をテーマにした企画展「とりてん」を桑名市博物館にて開催中!“鎌倉時代”特別展示が同時開催!
桑名市博物館では館蔵品コレクションの中から「鳥」を描いた作品を紹介する企画展「とりてん」を開催している。
掛軸やキャンバスに描かれた絵画作品だけでなく、焼物や刀装具などの工芸品類にも幅広く表現された「鳥」を展示。
日常でよく見かける「雀」や「鶏」、縁起の良い「鶴」、異国情緒漂う「孔雀」や「鸚鵡」と多様性に富んだ美術品の中の色とりどりの鳥たちを観察できる。
また2階展示室では、今年の大河ドラマで話題の“鎌倉時代”に注目したテーマで「鎌倉御家人・大井家の世界」や「刀剣セレクションⅠ」の特集陳列を同時開催している。
「鳥」がテーマの展示?
鳥たちを創作のモチーフにし、自然の美しさなどを表現する絵画や工芸品などが展示される企画展、その名も「とりてん」。桑名市博物館員は「よく見る鳥から、珍しい鳥まで、バードウォッチングに出かける気持ちで、美術品の中の鮮やかな鳥たちを楽しんでほしい」とのこと。花鳥風月とあるように、花や月と並ぶ美しいものとして、鳥は古来から季節と共に愛されてきた。奇抜な様で核心をつく、この企画展は同館にて、7月3日まで開催される。
“鎌倉御家人”をテーマにした展示が同時開催
大河で注目の“鎌倉時代”をテーマとした特集陳列「鎌倉御家人・大井家の世界/刀剣セレクションⅠ」を開催。
大いなる小競り合いの中でしたたかに生き延びた、大井一族の文書の数々を展示。
「刀剣セレクションⅠ」では刀や槍、頼朝像や義経の太刀に関する記述を紹介している。大河ドラマファンは見逃せない展示のようだ。
【主な出品作品】
とりてん:約60点
・栗田真秀《旭日双鶴図》館蔵
・石垣彰夫《花鳥図屏風》館蔵
・《鸚鵡図》(館蔵) 【初公開】 など
鎌倉御家人・大井家の世界:6件
・《薩摩大井家文書》個人蔵
・《上之郷遺跡出土遺物》桑名市蔵 など
刀剣セレクションⅠ:5件
・《短刀 銘 村正》館蔵
・《太刀 銘 備前國住左近将監貞次》館蔵
・《集古十種》個人蔵 など
会期:令和4年(2022)5月21日(土)~7月3日(日)
休館日:毎週月曜日
開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
入館料:大人[高校生以上]150円 ※20名以上の団体は1人70円
※障害者手帳掲示の方は本人及び同伴者あわせて2名まで無料
関連イベント:桑名市博物館×桑名市立中央図書館連携事業 セミナー「鎌倉御家人、桑名に来る」
日時:令和4年6月25日(土曜日)午後1時30分から
会場:くわなメディアライヴ(三重県桑名市中央町3丁目79)
講師:石神教親(桑名市ブランド推進課)
受講料:無料
申込方法:桑名市立中央図書館(0594-22-0562)へ電話にて申込み。
6月13日(月曜日)10時30分より受付開始。
【桑名市博物館】連絡先
〒511-0039 三重県桑名市京町37-1 TEL 0594-21-3171 FAX 0594-21-3173
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