劇場版『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』 初日舞台挨拶オフィシャルレポート公開!
全世界2800万ダウンロードの人気音楽ゲームをアニメーション映画化した劇場版『DEEMO サクラノオト -あなた の奏でた音が、今も響く』が2月25日に公開を迎え、東京・新宿の新宿バルト9にて舞台挨拶が開催された。
声優を務めた竹達彩奈、丹生明里(日向坂46)、佐倉綾音、濱田岳、イッセー尾形、藤咲淳一総監督が登壇した。舞台挨拶の途中で、2月15日に21歳の誕生日を迎えた丹生、22日に70歳の古希を迎えた尾形をお祝いするサプライズもあり、Deemoを模した巨大な特製ケーキも登場し、会場は温かいムードに包まれた。
ゲームからアリスの声を担当してきた竹達は、今回の劇場版との違いについて「ゲームではほとんど私しかしゃべらない世界だったので、孤独さが強かったんですが、今回、アニメになってミライやくるみ割り人形さんといった仲間ができて、いっぱいしゃべってくれるので、アリスにも年相応のかわいらしさが見えました。大泣きするシーンとか、ビックリしましたし、コロコロと表情が変わるのを見ることができて嬉しかったです」と愛おしそうに語る。竹達にとっては、劇場版作品のエンディングロールで最初に自身の名前が出てくるのは本作が初めてということで「スクリーンで見たときはウルっと感慨深いものを感じました」と喜びを口にした。
丹生は最初に台本を読んで、アフレコ、そして完成した作品を観るまでに作品の印象が大きく変わったそう。「アフレコをしていくうちに、どんどん感情移入して、すごく好きになりました。完成した映像もなめらかで、音楽も素晴らしくて心にしみて、想像していた以上の作品に仕上がっていて、こんなに素晴らしい作品に関わらせていただいて幸せです」と感激の面持ち。
佐倉さんはアフレコ当時、まだ竹達、⻤頭明里、山寺宏一しか共演陣が明らかになっていなかったそうで「この世界にこの後、どういう方が参戦するんだろう? と不思議に思いながら収録していましたが、新進気鋭の丹生ちゃんがいて、やる気に満ちあふれてるイッセーさんもいらして、個人的に幼い頃から名前と姿と声を知っていた濱田さんもいて、なるほど! と思いました。こんな不思議な世界になって、でも終わった後に『もうちょっとここにいたかったな』と思える空気に仕上がったのが新鮮でしたし、案の定、泣かされました(笑)。監督も含めて最強の布陣です!」と誇らしげに語った。
ぬいぐるみのミライに命を吹き込んだ濱田は「ぬいぐるみの哀しみって何でしょうね?って思いました。ぬいぐるみならではの苦労って考えたことがなかったので…(苦笑)」と難しさを吐露。「(アフレコで)『いまジェットコースターみたいのに乗ってます』と言われて、『ジェットコースターではない…?』『みたいなの…?』『わかりました!』という感じで(笑)、素敵な経験をさせてもらいましたし、勉強になりました!」とふり返る。
尾形さんも、自身が演じたくるみ割り人形について「よくわからない」と苦笑しつつ「“ごじゃる”という、普段使わない言葉を使うので、慣れないといけなくて、運転しながら『ごじゃる』『ごじゃる』と繰り返していました。『赤信号でごじゃる』って(笑)。本編を見て、女の子の話ですが、後期高齢者として、感情移入しようと思えばできるなと思いました。 『まだ自分は終わってない』『捨てたもんじゃない』『まだ扉を開いていないものがあるんだ』と勇気をもらいました」と笑顔で語っていた。
物語にちなんで「かけがえのない存在」について登壇陣に尋ねると、竹達は「難し…」と悩みつつ「家族がすごく大切で、自分の原動力になっています。母は、私が慣れない仕事をするときは常に背中を押してくれる存在で、母がいてくれなかったら、私は苦手なことから逃げて、いまここに立ってすらいなかったと思います。感謝してもしきれないし、常に頭が上がりません」と家族への強い思いを口にする。
日向坂 46のメンバーである丹生は、ファンを意味する“おひさま”の存在について「おひさまのみなさんがいなかったら、ライブもできないし、(アイドルとしてのすべての活動は)応援してくださる方がいるからこそできています」と改めて感謝を口にする。
これに「丹生ちゃん、100点満点ですね!」と感嘆しつつ、佐倉は「炭水化物です(笑)!」と語り、会場からは拍手が…。佐倉のこの言葉に対し、竹達は「(佐倉さんは)一緒にご飯に行っても肉よりも炭水化物食べてます」と証言。佐倉さんは「お肉も美味しくいただくんですけど、お肉についている味でご飯を食べたいんです。パン、ごはん、麺、ないと動けないですね!」と“炭水化物愛”をこれでもかと語り、笑いを誘っていた。
濱田は「強いて言うならお酒。『かけがえのない』と言ったら言い過ぎかもしれないけど(笑)、家に帰って『プシュ ッ』とやるあの音が、1日のピリオドですね」と笑みを浮かべる。
一方、イッセー尾形は「普段は言わないここだけの話です。ここだけにしてください」と前置きしつつ「孫です」とニッコリ。 「孫には未来があります!」と語り、本作についても「ジイジを観に来いと声を掛けます!」とすっかり“おじいちゃん”の顔で 語っていた。
藤咲総監督は「うどんですね、僕は(笑)」と佐倉の炭水化物愛に同調! 佐倉の「一緒に食べに行きましょう」という誘いに「(うどんを)打ちます!」と応じ、一同を驚かせていた。
そして、舞台挨拶終盤には、2月15日で21歳になった丹生、2月22日に古希(70 歳)を迎えたイッセー尾形 に、作品をイメージした花束がプレゼントされ、巨大な特製Deemoケーキも登場!
“サクラノオト”にちなみ、桜の花束を手にした丹生は「ありがとうございます!」と感謝しきり。イッセー尾形は、劇中に登場するピアノの音で成⻑する樹木をイメージした花束を手に「まだまだ伸びたいと思います!」と宣言。2人の年齢差は49歳だが、イッセー尾形は「2月生まれはこういう商売、すごく向いてるんだよ。古希が言ってるんだから間違いないから」と丹生のこれからの活躍に太鼓判を押し、丹生はその言葉に「イッセーさんにそう言っていただけて、これからも頑張れます!」と満面の笑みを浮かべていた。
舞台挨拶の最後に藤咲総監督は「初見の方も楽しめるように、とにかく『DEEMO』の音楽を良い環境で聴かせたいと思って作った映画です。そこに、ここに登壇されたキャストさんを含め、みなさんの声を加えて、とてもいい映画になったと思います。ぜひ、この『DEEMO』を愛していただけるように、もう一度、この世界を味わっていただければと思います』と呼びかけ、温かい拍手に包まれて舞台挨拶は幕を閉じた。
劇場版『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く』 は絶賛公開中!
【先着限定入場者プレゼント】
公開日より、入場者にオリジナルステッカーを先着限定配布。
「DEEMO」でも屈指の人気キャラクター:ねこの“ミライ”のアカウントアイコンを 「DEEMO II」で手に入れることができる、シリアルコード付きオリジナルステッカー。
※数量限定のため、無くなり次第終了となります。
※お一人様、1 回のご鑑賞につき 1 枚のお渡しとなります。
出演:竹達彩奈 丹生明里(日向坂46) / ⻤頭明里 佐倉綾音 濱田岳 渡辺直美 イッセー尾形 松下洸平 / 山寺宏一
原作:Rayark Inc.「DEEMO」
総監督:藤咲淳一
監督:松下周平
脚本:藤咲淳一・藤沢文翁
キャラクターデザイン:めばち
主題歌制作:梶浦由記
主題歌:Hinano「nocturne」(PONY CANYON)
制作:SIGNAL.MD Production I.G
製作・配給:ポニーキャニオン
©Rayark Inc./「DEEMO THE MOVIE」製作委員会
★公式サイト: https://deemomovie.jp/
★公式Twitter:@DeemoMovie
新宿バルト9ほか全国劇場にて絶賛公開中
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