【イベントレポ】恐竜とアートがコラボした『Gr8!こぶりな恐竜展』開催!貴重な闘争化石や半身骨格の迫力に大興奮!!

2021/9/10

株式会社ポニーキャニオンのグループ会社で、アトラクション、イベントなどの企画制作やエリア開発などの事業を展開する株式会社ドリームスタジオが、株式会社ニッポン放送と共に主催するイベント『Gr8!こぶりな恐竜展』を10月10日まで開催中。早速、会場の横浜赤レンガ倉庫1号館2階スペースに足を運び、現地レポートをお届けします!

 

『Gr8!こぶりな恐竜展』は、水辺に生きた恐竜の紹介に始まり、植物の進化にあわせて適応進化を続けた植物食恐竜たち、ティラノサウルスの特殊化した生態、白亜紀の捕食者と被食者の関係性、恐竜から鳥への進化、恐竜研究の最前線まで、6つの章に分けて恐竜の魅力を体感できるとのこと。さらに、会場内にはストリートアーティスト・YOICHIROによる恐竜アート作品が恐竜と共に展示されているそうで、入場前からワクワクドキドキ。

 

入口でメインビジュアルのティラノサウルスのイラストがお出迎えしてくれた後に目に入ったのは、地球のはじまりから恐竜の時代までを紹介するコーナー。ビッグバンや生物の5大絶滅(ビッグファイブ)についての説明があり、子供は地球上の歴史を学べ、大人は改めて生物や地球の環境問題について考えるきっかけになるはずです。

 

そして、登場したのは「第1章・恐竜時代の水辺」コーナー。顎の関節で大きな獲物も丸飲みしていたモササウルスや、陸上や水中で獲物を捕獲していたスピノサウルスの歯の化石などが展示。後者は触ることが可能で、硬く凹凸があるので“この歯でグサリと噛まれたら”なんて想像しながら後ろを振り向くと、スピノサウルスの力強いイラストが飾られていて思わず震えが(笑)。

 

「第2章・植物食のスペシャリストたち」コーナーでは、アパトサウルスの生後2ヶ月の赤ちゃん模型にほっこりできたり、成長した脚の骨の原寸大模型の大きさに驚かされたりしますが、脚の模型が椅子になっている撮影スポットもあるので、怖がらずにぜひチャレンジを。そして、ここの目玉はエドモントサウルスとトリケラトプスの頭骨!シルエットから滲み出る造形美とバックに飾られたポップなアートとの組み合わせに気持ちが弾みます。

 

次は、「第3章・格闘恐竜」コーナー。見どころはタイトルどおり、ゴビ砂漠で発見された、ヴェロキラプトルとプロトケラトプスの闘争化石です。ヴェロキラプトルが蹴りかかり、プロトケラトプスが脚に噛みついている戦いの途中に砂嵐で生き埋めになったと考えられているそうで、骨になっても壮絶な戦いの模様を感じられるので必見。その他にも、尾の長さが特徴的なドロマエオサウルスの全身骨格模型、“襲われたらひとたまりもない!”と思わせる迫力のデイノニクスの全身造形は、特に子供の心を掴むはず。

 

そして、個人的に本イベントで楽しみにしていた「第4章・肉食のスペシャリスト ティラノサウルス」コーナーへ。ここでは、約12メートルのティラノサウルスの半身骨格が展示されているのですが、予想以上の大きさにビックリ&テンションMAX。さらに前脚や後脚の模型などもあり、強靭なアゴと分厚い歯で獲物を骨ごと噛み砕く“超肉食恐竜”と呼ばれるだけの凄まじさが想像できます。怖さを感じながらもその圧倒的な存在感に興味を惹かれて、解説をじっくり読みたくなること間違いなし!

 

続いては、「第5章・恐竜から鳥へ」コーナーに。まずは、某恐竜映画でもおなじみのコンプソグナトゥスの全身模型が登場。さほど大きいわけではないので、かわいらしく見ていたものの、ふと集団で向かって素早く来られたらを想像したら思わず逃げ腰に(笑)。また、テリジノサウルスの大きな前脚の造形模型も見どころ。立派に生えている羽毛の質感や爪の形にカッコよさと美しさが感じられるので、ヒーローや特撮作品好きの方にもきっと刺さります。

 

そして、最後は「第6章・恐竜の色の復元・研究の最前線」コーナーです。羽毛を持つ恐竜として初めて報告されたシノサウロプテリクスのレリーフやティラノサウルスの大腿骨の化石などが展示。また、恐竜の模型に色を塗れる「恐竜の色を復元してみよう」コーナーもあるので、ご家族でワイワイと楽しめるはず。出口では、恐竜骨ぬりえを持ち帰ることができるので、お家に帰ってもイベントの余韻に浸れます。

 

また、恐竜のフィギュアやキーホルダー、テープディスペンサー、図鑑など目移りするほどのアイテムが並んでいる販売コーナーも設置されています。訪れた思い出として、気になった恐竜たちを探してゲットしてみては。子供はもちろん、大人も心を奪われる恐竜たちの魅力を感じに、ぜひ本イベントに足を運んでください!

 

【イベント情報】

『Gr8!こぶりな恐竜展』

会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2Fスペース(〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1丁目1)

会期:2021年9月4日(土)~10月10日(日)

開場時間:平日13:00~17:00(最終入場16:30)、土日祝11:00~19:00(最終入場18:30)

主催:ドリームスタジオ、 ニッポン放送

共催:横浜赤レンガ倉庫1号館[公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団]

企画制作:ドリームスタジオ

監修:小林快次(北海道大学総合博物館教授)

学術協力:田中望羽(神流町恐竜センター 主事・学芸員)

特別協力:神流町恐竜センター

イベントページ:https://akarenga.yafjp.org/event/koburi

 

■入場料(税込)

当日券:大人(中学生以上)1,500円、 子供1,000円

当日券販売期間:2021年9月4日(土)0:00~10月10日(日)15:00

※2歳未満の乳幼児は無料

※障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料。

※当日券は横浜赤レンガ倉庫1号館2Fスペース入口受付、もしくはローソンチケット(Lコード:32534)にて販売予定。

 

■ご来場に際して

・会場入り口にてすべてのお客様の検温を行います。

・ピーク時における会場内の混雑を避けるため、入場人数の制限を行うことがあります。

・お客様へマスクの着用を徹底いただき、施設入館時の手指の消毒を行っていただきます。

・飛沫感染防止のため、会場内では大声を出さず極力会話は最低限に留めて頂くよう注意喚起します。

ピーク時のご来場について

・会場内の混雑状況により、ソーシャルディスタンスを保った形での待機列誘導、入場整理券配布などを行います。

・当日の混雑状況を、『Gr8!こぶりな恐竜展』公式twitter(https://twitter.com/koburi_kyoryu)にて情報発信いたします。

・新型コロナウイルス感染予防のため「横浜市文化施設における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」(https://www.city.yokohama.lg.jp/kanko-bunka/bunka/bunkashisetsu/default20200528.html) に沿って開催します。

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