「清流の国ぎふ 2020 地歌舞伎勢揃い公演 番外編」江戸時代から続く日本一の地歌舞伎 解説動画公開!
「清流の国ぎふ 2020 地歌舞伎勢揃い公演 番外編」~葛西 聖司(かさい せいじ)さんと楽しむ岐阜の地歌舞伎~
岐阜県は、2020年に開催を予定していた「清流の国ぎふ 2020 地歌舞伎勢揃い公演」のうち、既に開催した2公演の映像をもとに制作した、地歌舞伎解説動画「清流の国ぎふ 2020 地歌舞伎勢揃い公演 番外編」の配信を開始しました。
県内29の団体がリレー公演を行う「清流の国ぎふ 2020 地歌舞伎勢揃い公演」は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、全11公演のうち、3月から7月までの9公演が開催延期となりました。2021年の公演再開に向け、動画で演目のみどころや地歌舞伎の楽しみ方を古典芸能解説者 葛西 聖司氏のユーモア溢れる語りで初心者の方にも分かりやすく紹介しています。
本動画で、岐阜県が誇る地歌舞伎の魅力に触れ、公演の再開時には、ぎふ清流文化プラザや県内各地の芝居小屋で観劇をお楽しみください。
-岐阜の地歌舞伎-
地元の素人役者たちによって演じられる地域に根付いた歌舞伎「地歌舞伎」。
全国200余の団体のうち、岐阜県には30を超える団体が存在します。さらに、県内各地には9棟の芝居小屋が現存しており、 中には築100年を超えるものもあります。岐阜県は全国でも有数の地歌舞伎が盛んな地であり、芝居小屋を始め毎年各地で定期公演が開催されています。
地歌舞伎は観るだけではなく、観客も舞台を盛り上げながら楽しむのが醍醐味のひとつ。役者が見得を切った際、客席から「日本一!」と声がかかる大向こうや、贔屓の役者に向かっておひねり(紙に包んだ小銭)を投げるのは地歌舞伎ならではの楽しみ方です。
<「清流の国ぎふ 2020 地歌舞伎勢揃い公演 番外編」 詳細>
配信媒体:YouTubeチャンネル「ぎふ清流文化プラザ」
URL : https://www.youtube.com/channel/UCx_NJKW7JOicMjhzfqBC1hQ
配信動画:
1. 其の壱 〜幕開け〜
*2020年1月19日の勢揃い公演初日に披露された「名板札掛儀」や「幕開けの口上」などのダイジェスト映像
2. 其の弐 ~寿 曽我対面 工藤館の場(飛騨市河合町歌舞伎保存会)~
*演目解説動画
3. 其の参 ~新版歌祭文 野崎村の場(可児歌舞伎)~
*演目解説動画
備考:各演目の通し動画や10月17日と11月22日に岐阜県図書館で開催された葛西聖司さんによる地歌舞伎解説講座の模様も、YouTubeチャンネル「ぎふ清流文化プラザ」で順次配信中です。
【葛西 聖司氏 プロフィール】
東京都出身。古典芸能解説者。NHKアナウンサーとしてテレビ、ラジオで様々な番組を担当。
現在は、歌舞伎や能狂言など古典芸能の解説や講演、また日本伝統文化のセミナーを全国で開催している。 「教養として学んでおきたい能・狂言」(マイナビ出版) 、「僕らの歌舞伎」(淡交社) 、「文楽のツボ」(NHK出版) ほか、 著書多数。
株式会社ポニーキャニオンは、本年度の岐阜県「清流の国ぎふ」戦略広報業務を受託し、県内のさまざまな取組みを情報発信しています。日本一を誇る岐阜の地歌舞伎の粋を伝える本動画を配信サポートしていきます。