パリで働く女性たちの十人十色の葛藤や幸せ探しを細やかに描いた感動作!『パリの家族たち』DVD発売決定!

2019/8/9

© WILLOW FILMS – UGC IMAGES – ORANGE STUDIO – FRANCE 2 CINÉMA

パリを舞台に、365日奮闘する幸せになりたい女性たちとその家族の様々な葛藤や生き様を描いた『パリの家族たち』のDVDが2019年11月6日に発売されることが決定した。

 

フランス、パリ。5月の母の日が近づくとある日。職務と母親業の狭間で不安に揺れる女性大統領のアンヌ。母親との複雑な関係のゆえに三者三様の関わり方をし、最後には母の日に母子の縁を解消しようとする三姉妹。次女のダフネは、2人の子供を持つシングルマザーでジャーナリスト。仕事を優先するあまり思春期の子供たちとは上手くいっていない。独身を謳歌している三女の大学教授のナタリーは、教え子との恋愛を愉しんでいる。長女で小児科医のイザベルは幼少期の母との思い出が原因でトラウマを抱えている。一方、心配性の息子から自由になろうとする舞台女優。さらに、全く電話にも出てくれない恋人の子供を妊娠してしまう花屋のココ。人生を少しでも楽しめるよう諦めずに奮闘する女性たちが、ポジティブなパワーをお届けする!

 

カンヌ国際映画祭をはじめ世界各国で高く評価された『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』(14)のマリー=カスティーユ・マンシオン=シャールが脚本・監督をつとめた本作は、パリで働く女性たちとその家族にフォーカスし、多様化する社会での幸せの在り方を提示する。仕事だけでなく、家事に、育児に、恋にと、家族のため、そして自分のために奮闘する姿が眩しくかっこいい。そして、幸せになろうと試行錯誤する女性たちの物語をつなぐ赤い糸として、「母の日」の由来が語られる。母性をテーマにしながらも描かれるのはフランス流の何者にも縛られない自分を軸にした人生観。登場人物を通して現代社会を生きる私たちへの応援メッセージが心に響く、きっと家族に会いたくなる映画である。

 

© WILLOW FILMS – UGC IMAGES – ORANGE STUDIO – FRANCE 2 CINÉMA

本作に華やかな彩りを添えるのは、素晴らしい実力派キャストの面々。女性大統領のアンヌには『最強のふたり』(11)のオドレイ・フルーロ、三姉妹のジャーナリスト・ダフネにはヴェネツィア=ピエモンテ公妃で『パリ、恋人たちの影』(15)のクロチルド・クロ、大学教授のナタリーには『ソフィー・マルソーの秘められた出会い』(14/劇場未公開)のオリヴィア・コート、シッターのテレーズには4度のゴヤ賞を受賞したスペインが誇る『ボルベール 帰郷』(06)のカルメン・マウラ、舞台女優アリアンには、女優としてだけでなくマリオン・コティヤール主演『愛を綴る女』(17)、カトリーヌ・ドヌーブ主演『ヴァンドーム広場』(98)などを監督し高い評価を得ているニコール・ガルシア、三姉妹の老いた母ジャクリーヌに、『さよならの微笑』(75)でアカデミー主演女優賞ノミネートのマリー=クリスティーヌ・バロー、花屋のココには『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』(14)のノエミ・メルラン。

 

103分の本編の中で10人を超える女性の十人十色な生き様が描かれる本作は、観返すたびにきっと感じるものが変わる、是非手元に置いて何度も楽しんでもらいたいフランス映画だ。

 

【ストーリー】
5月のとある日。女性大統領アンヌは職務と母親業の狭間で不安に揺れていた。2人の子供を持つシングルマザーでジャーナリストのダフネは、仕事を優先するあまり思春期の子供たちとは上手くいっていない。独身を謳歌する大学教授のナタリーは、教え子との恋愛を愉しんでいる。小児科医のイザベルは幼少期の実母との関係が原因でトラウマを抱えている。花屋のココは、全く電話にも出てくれない恋人の子供を妊娠してしまい…。
パリで働く女たちとその家族の“幸せ探し”と、フランス流の人生観を描く、きっと家族に会いたくなる感動作!

 

© WILLOW FILMS – UGC IMAGES – ORANGE STUDIO – FRANCE 2 CINÉMA

【キャスト】
アンヌ(大統領)役:オドレイ・フルーロ(『最強のふたり』)
ダフネ(ジャーナリスト)役:クロチルド・クロ(『パリ、恋人たちの影』)
ナタリー(大学教授)役:オリヴィア・コート(『ソフィー・マルソーの秘められた出会い』)
イザベル(小児科医)役:パスカル・アルビロ(『マリリンヌ』)
ブランシュ(三姉妹の友人)役:ジャンヌ・ローザ(『ルージュの手紙』)
テレーズ(シッター)役:カルメン・マウラ(『屋根裏部屋のマリアたち』)
アリアン(舞台女優)役:ニコール・ガルシア(『愛を綴る女』)
ジャクリーヌ(三姉妹の母)役:マリー=クリスティーヌ・バロー(『さよならの微笑』)
ココ(花屋)役:ノエミ・メルラン

 

【スタッフ】
脚本・監督:マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール(『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』)

 

■リリース情報
『パリの家族たち』
2019年11月6日(水)発売 DVDレンタル同日開始

PCBE.56117 ¥3,800+税
収録時間:本編103分+日本版予告2分

 

発売元:シンカ
販売元:ポニーキャニオン

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