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ホフディラン、メジャー復帰ツアー千秋楽で有終の美!オフィシャルレポート


10月に古巣・ポニーキャニオンからメジャー復帰アルバム「帰ってきたホフディラン」をリリースしたポップデュオ・ホフディランが、ニューアルバムを引っ提げたツアーを開催し、大阪・名古屋に続き、11月26日に最終・東京公演をマウントレーニアホール渋谷にて行った。

 

前日の名古屋公演の後、深夜から生放送で20年ぶりに「オールナイトニッポンR」のパーソナリティを務め、その当日に東京公演という、まるで新人バンド並みのハードスケジュールをこなしたホフディラン、小宮山雄飛とワタナベイビーの2人。この日のライブには、おなじみのバックバンド(BEST3)であるベース・キタダマキ、ドラム・タナカゲンショウ、ギター・堀内順也に加え、コーラスは初となる小貫早智子が参加した。

 

今回のツアーは、デビュー21年目のホフディランとともに大人になったファンの年齢に配慮した久しぶりの全席指定のライブ。しかし、小宮山のポップセンスが光る「愛しあって世界は回る」でライブが幕を切ると、さっそく観客は総立ちに。続いて会場名 “マウントレーニアホール” に相応しい「珈琲」、そして、満を持して渋谷での演奏になる「恋は渋谷系」など、ニューアルバムから4曲を披露。「こんばんは! ホフディランです!」というおなじみのフレーズから始まるMCでは、まるでネタ合わせ済みかのような小宮山とワタナベイビーとの絶妙な掛け合いが観客の爆笑を誘う。「ちゃんと座ってもらうコーナーもあるから!」と観客を気遣う発言も。

 

続いて、ドラムマシーン・Roland TR-606を使った楽曲のコーナーへ。ニューアルバム「帰ってきたホフディラン」では、1996年に発売のデビューアルバム「多摩川レコード」の雰囲気を再現するため、同作で多用されていたドラムマシーンを数曲使用している。タナカゲンショウのドラムによりホフディランサウンドが完成する前のこのドラムマシーンは、当時からのファンにはとても馴染みのある音だ。そのどこかとぼけたようなファニーな音と、ワタナベイビーのピュアさと天然のユーモアをあわせせ持つ世界観が絶妙にマッチする。
このコーナーで演奏されたのは、ニューアルバムから「あの風船追っかけて」「ヤンヤンヤン」、「多摩川レコード」から「マフラーをよろしく」「マフラーありがとう」の4曲。20年以上の時間を超えて生まれた曲たちがマックスの熱量とクオリティで違和感なくリンクし、ニューアルバムのコンセプトがもっとも発揮された瞬間だ。きっと観客の胸には不思議なタイムスリップ感が生まれていただろう。

 

「座って聴いて」と小宮山が促し、披露したのはデビュー前に作られた「ホフディランのバラッド」、ミュージカル調アレンジの「映画の中へ」、優しい歌詞も魅力の「おやすみの時間」の3曲。「大人っぽいしっとりした曲は2、3曲しかない」と自嘲気味に言うワタナベイビーだったが、ニューアルバムの中でポジティブな安らぎを与える重要な曲たちは、思わず前列の観客の眠りを誘うほどのリラックス効果。「うれしいですよね」と笑う2人。

 

後半は、デビュー曲「スマイル」から「欲望」「遠距離恋愛は続く」とシングルカットされた代表曲や、観客の掛け声も完璧に再現される「サガラミドリさん」など、往年の名曲を披露。小宮山節が炸裂するアッパーな「フリースタイラー」では鍵盤から解放されヒートアップした小宮山がステージから降り、観客の子どもをハグする場面も。イントロのベースが際立つライブアレンジの「HAPPY」で、会場の盛り上がりは最高潮へと達した。

 

アンコールでは、小宮山が得意とする美しいメロディとせつない歌詞が発揮される「僕のかわいい女の子」、ニューアルバムのリード曲でもある「夜を越えて」などで透明感のある歌声を会場に響かせた。RCサクセションのカバー曲「雨あがりの夜空に」では、ワタナベイビーが忌野清志郎を意識し自ら逆立てたヘアスタイルで往年の名曲を盛り上げ、大ヒット曲「恋はいつも幻のように」、ニューアルバムから「また逢う日まで」で、ハッピー感に包まれたライブは幕を閉じた。

 

「古巣・ポニーキャニオンからアルバムを出したり、たくさんライブをしたりと、今年は近年でもいちばんいい年になりました」とアンコールで振り返った小宮山。ゲストを招いての盛大な20周年記念ライブや、「多摩川レコード」完全再現ライブなど、スペシャルなライブが続いた今年のホフディランだったが、このツアーはシンプルな構成で、曲の良さとパフォーマンスの安定感をストレートに表現し、会場の全観客がホフディランの魅力に納得し、フォローし続けることを確信するものだった。
ホフディランは、来年さらに活発にライブを行うことを宣言。そしてワタナベイビーは50歳の節目を迎える。「帰ってきたホフディラン」という超名作でファンを驚かせてくれた最新型ホフディラン、次の企みが楽しみでならない。

 

 

写真:在津 完哉
文:安達 薫

 

 

■リリース情報
9th オリジナル・アルバム
「帰ってきたホフディラン」
2017年10月18日発売

PCCA.04585 ¥2,800+税
<収録曲>

 

■ミュージックビデオ

ホフディラン「夜を越えて」MV(short ver.)
https://youtu.be/0XMMD564lyU

 

■リリース情報(再発売)
1st~5thオリジナル・アルバム
各2017年10月18日発売

〈ポニーキャニオン〉
●1stアルバム
「帰ってきた多摩川レコード(Remastered)」 (2枚組)
PCCA.04586 ¥2,500+税
●2ndアルバム
「帰ってきたWashington, C.D.(Remastered)」 (2枚組)
PCCA.04587 ¥2,500+税
●3rdアルバム
「帰ってきたホフディランⅢ(Remastered)」 (2枚組)
PCCA.04588 ¥2,500+税
〈日本コロムビア〉
●4thアルバム
「帰ってきた31ST CENTURY ROCKS(Remastered)」 (2枚組)
COCP-40145~6 ¥2,800+税
●5thアルバム
「帰ってきたPSYCHO POP KILLER BEE(Remastered)」 (2枚組)
COCP-40147~8 ¥2,800+税
<収録内容>

 

■ライブ情報

 

■関連サイト
ホフディランオフィシャルWEBサイト
http://hoff.jp/

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