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映画「ライチ☆光クラブ」内藤瑛亮監督インタビュー。若手俳優たちの健闘ぶりは?

映画「ラ・ラ・ランド」映画「ラ・ラ・ランド」

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古屋兎丸によるカルト的人気のロングセラーコミックを野村周平、古川雄輝、中条あやみ、間宮祥太朗ほか最旬の美少年・美少女キャストにより映画化した「ライチ☆光クラブ」が、8月3日にブルーレイとDVDで発売された。
その発売を記念して、内藤瑛亮監督へのオフィシャルインタビューが到着。原作との関わり、若手俳優たちの健闘、お薦めの映像特典など、内藤監督が多くを語ってくれた。

 


 

──人気原作を映画化するに際して、一番楽しみだったことは何でしょうか?

内藤 プロデューサーの田中さんと杉山さんから声がかかって、原作を初めて読んだんですが、秘密基地が象徴しているような、男子の幼さと攻撃性が表されたビジュアルが面白いなと思いました。映像化のハードルは高いだろうけど、SF的な世界観を映像化している日本映画が最近ない中、貴重な機会になるだろうなとも思いました。

一番の楽しみに感じたのは、ロボットのライチですね。僕はフランケンシュタインが好きなので、人造人間やモンスターの純愛や人間の感情が芽生える話を撮ってみたいと、以前から思っていました。少年たちの鬱屈した感情なども僕が過去作で描いてきたことで、その延長線上にある物語でもありますよね。過去を踏まえつつ、新しい挑戦もできるかなと思いました。

 

──劇場公開時は好評を博しましたが、どういう感想が多かったですか?

内藤 原作のファンが強烈に愛している作品なので、彼らが納得してくれる作品を目指そうという目標が、準備段階の時点でありました。とはいえ漫画や舞台が原作の難しい点は、そのまま映像化しても同じ感動が芽生えるわけではありません。結局メディアが違うので、ディテールや表現を変えていかないといけない。
でも、だからと言って変えすぎると、原作のファンが離れてしまうし、原作者や出版社としても離れすぎてしまうと、「原作の映画化としては、どうなの?」ということになります。そのサジ加減を探る作業が難しかったですが、結果的にご満足していただけたかな、と思っています。

 

──カノン役の中条あやみさんの起用も、映画の公開前に話題になりましたね。

内藤 オーディションが少年たちから始まって、一年くらいかけてちょこちょことやっていました。男性陣よりも早くカノンを決めたいな、見たいなと思っていました(笑)。ようやくカノンのオーディションになって、同年代の女優さんを何人も見ましたが、その中でも中条さんは部屋に入ってきた瞬間に「あ、この子かな」と一目で決まりました。
古屋さんが描く女性は人間離れしているような、お人形さん的なかわいさが、スタイルにしてもあると思うんですよね。原作から抜け出したようなスタイルやルックスの子がいいなあと思っていたので、中条さんは一目見て、そういう印象でした。カノンのキャラ造形に関わってくるので、本当にハマリ役だと思います。
とはいえ漫画の中のカノンはずっと椅子に座ったままで起こっていることを全部受け入れちゃうので、それを生身の人間が表現すると不自然になるのかなとは思いました。なぜ逃げないのか? さすがに男の子たちを怖がるのでは? と。だから、ちゃんと意思がある女性にしたくて、映画版のカノンとして目指していくにも外見と内面が一致した人だなと思いました。

 

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──映像特典についていかがでしょう。

内藤 封入特典として縮小版の脚本が付く予定ですがその表紙のイラストを描きました。平沼紀久さんという古屋さんと一緒に漫画兄弟というユニットをやられている方が今回の企画に携わっていて、平沼さんの出演するシーンの撮影風景がメイキングに収録されているそうです。彼は刑事役で捜査しているシーンがあったのですが、丸ごとカットしちゃいまして。いないことになっちゃったので、どこかで成仏させてあげたかった(笑)。

 

──若手俳優たちの健闘についていかがでしょう。

内藤 今回9人いて、9人それぞれ演技のアプローチが違うなってことは感じましたね。若手俳優ということで、どうしてもひとくくりにしてしまいがちだけれど、先輩たちの前で自分をもっと出したいという思いもあるのかなと。今回彼らが物語を背負っていくので、それぞれの個性を出していければと思って撮影していました。

古川さんは特に事前に練ってくるタイプで、バッチリ作り込みをして撮影に入って来る。現場で違う感じも試してみたけれど、持って来てくれたものが最終的にはよかったりして、基本的には古川プランで、ところどころアレンジしました、反対に野村さんは事前の準備はせず、その場で感じたことをやるタイプなんですよね。

だから野村さんはテイクを重ねることで、彼の感情が突き動かされて仕上がっていくのですが、古川さんはテイクワンの状態でベストに近い。かなり対照的なタイプだから終盤でふたりが対決するシーンの撮影が大変で、ちょうどふたりがいい状態になっているところを逃さないようにするところが大変でした。

 

──映画を楽しみにしている方々へのメッセージをお願いします。

内藤 この世界観を作り込むためにディテールにはこだわっていて、たとえば平仮名が存在しない世界でもあるんですよ。美術の背景に映るものや小道具も全部漢字と片仮名だけしかなくて、パっと見ると現実世界の延長線上だけれども、違和感を覚えるはずなんです。ちょっと違うなみたいな。その辺は細かく観てほしいですかね。

ある種、童話の世界みたいなだと思っていて、ここでメタファーとなっているものは、それぞれみな受け止め方が違っていて、その時の気持ちによっても違うと思うんです。改めて観直してみると、自分の気持ちとフィットするところもあると思うので、新たな発見があるんじゃないかなって思います。

 

 

■リリース情報
「ライチ☆光クラブ」
2016年8月3日発売 ※DVDレンタル同時リリース
litchice
●Blu-rayコレクターズ・エディション
PCXP.50413 ¥6,800+税
●DVDコレクターズ・エディション
PCBP.53509 ¥5,800+税

litchise
●Blu-rayスタンダード・エディション
PCXP.50414 ¥4,200+税
●DVDスタンダード・エディション
PCBP.53510 ¥2,800+税

 

■関連サイト
「ライチ☆光クラブ」公式サイト
http://v.ponycanyon.co.jp/pickup/pcbp53510/

 

(C)2016「ライチ☆光クラブ」製作委員会

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