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岩井俊二と新海誠がトークショーで対談!映画「花とアリス殺人事件」を語り合う

映画「ラ・ラ・ランド」映画「ラ・ラ・ランド」

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この8月12日にリリースとなる映画「花とアリス殺人事件」のブルーレイとDVDの発売を記念して、その前週末の8月8日に、同作の岩井俊二監督とお互いにリスペクトしあうという新海誠監督によるトークショーと両名の作品のオールナイト上映会が開催された。

 

この日会場は、チケットが瞬時完売となる盛況ぶり。人気の二監督の登場を満席の観客が出迎えた。
上映先に先立つトークショーでは、岩井監督とは2回目の対面という新海監督はいささか緊張気味で、今作がアニメーションで作られるのを知って驚き、仕上がりが気になっていたと告白。しかも、スローモーションが使われている素材を観てもっと驚き、「アニメーションでスローモーションは、成立しにくいんですよね。その絵だけ観て、これはどうなんだろうかと想像が渦巻いてしまって。実際、完成した作品を観た時は、衝撃を受けて、素晴しくて、心配した自分を恥じましたね(笑)」とアニメーション監督ならではの感想を漏らした。
これに、岩井監督は「すごく試行錯誤があった作品で、実写にはない苦労が多かったです。日々悪夢のようで、でもそれだけにやる気にもなったというか。最初は、このまま行くとどうなるだろうかという不安が多々あって、悩みはしましたね」と振り返っていた。

 

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続いて、新海監督は広角寄りの画面が多い点について触れ、「僕は実写の岩井監督の映画を観て、望遠で描く人物がとても美しいと思って、その望遠の使い方を参考に、岩井監督のDVD作品を再生しながら絵コンテを書いたこともあります(笑)」と白状しつつ、「でも、今回は望遠がほとんどなくて、なぜ望遠を使わなかったのでしょうか?」と尋ねた。
この質問に岩井監督は「話に寄ったからだと思いますけど、顔の表情よりは、まるで動物が動き回っていくことで展開していくようなことが多かったので、結果あまり寄らなくて済んだと思います。実写の場合は引きすぎると感情移入しにくいけれど、アニメーションだと、それくらいで気持ちが入ってくるような気がする。それ以上寄ると生々しい気がして、自分にとってのアニメーションとして気持ちいいところを見つけた感じですね」と、その理由を明かした。

 

そして、作品が完成しての手応えを聞かれた岩井監督は「実写の方が、いろいろあきらめちゃう、と思いました。『秒速5センチメートル』で人工衛星が打ち上がるシーンがありますが、実写では難しい。だから無理だなって引き下がって考えることがあるんですけど、アニメーションだと、もっとやっていいみたいなことが次々に起こって、そこが面白いなって気がするんです。いまは実写を撮っていますが、次は、ああしたい、こうしたいみたいなことは、ありますね」と意欲的に語っていた。

 

また、このイベントは「花とアリス殺人事件」と「花とアリス」の二作一気観の上映会でもあって、劇場公開よりさらにアップグレートした「花とアリス殺人事件」ブルーレイ版の初上映となるプレミアイベント。岩井監督も「この2作品を、この順番で観ることで、見事なまでに物語がつながっていることがよくわかると思います。まるで突然実写になるような感覚にもなると思います」と太鼓判を押していた。

 

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■リリース情報
「花とアリス殺人事件」
2015年8月12日発売 ※DVDレンタル同時スタート
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●ブルーレイ
PCXP-50323ASIN: B00XMWTS1K ¥5,800+税
●DVD
PCBP-53350ASIN: B00XMX6WJK ¥4,700+税

 

■関連サイト
『花とアリス殺人事件』ブルーレイ&DVD情報ページ
http://visual.ponycanyon.co.jp/pickup/movie/pcbp53350/

 

(C)「花とアリス殺人事件」製作委員会

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